笑顔
ディール・カーネギーのCD版「人を動かす」を通勤時にiPhoneで聞いている。
「笑顔を忘れない」という章で、ニューヨークにあるデパートがクリスマスに出した「クリスマスの笑顔」という広告のコピーを取り上げていた。
笑顔の素晴らしさを改めて感じたので、そのご紹介。(クリスマスは終わってしばらくたってますが・・)
最後の「クリスマスセールで疲れきった店員・・・・」というあたりは、デーパートの広告らしくてよい。
元手が、いらない。
しかも利益は莫大。
相手に与えても減らず、しかし与えられたものは豊かになる。
ほんの少し見せれば、その記憶は永久に続くことがある。
どんな金持ちもこれなしには豊かになれない。
どんな貧乏人もこれによって豊かになる。
家庭に幸福を、商売に善意をもたらす。
友情の合い言葉でもある。
疲れたものにとっては休養、失意の人にとっては光明、
悲しむものにとっては太陽、悩めるものにとっては自然の解毒剤となる。
買うことも、強要することも、借りることも、盗むことも出来ない。
無償で与えて初めて値打ちがでる。
クリスマスセールで疲れきった店員のうちに、
これをお見せしないものがございました節は、
恐れ入りますが、お客様の分をお見せねがいたいと存じます。
笑顔を使い切った人間ほど、笑顔を必要とするものはございません。