やらなくてもいい、できなくてもいい
四角大輔氏の「やらなくてもいい、できなくてもいい」という本を読んでいます。
同氏は、ソニーミュージックで平井堅、ワーナーミュージックで絢香やSuperflyをプロデュースした後、退職し、いまは以前からの夢であったニュージーランドと日本のデュアルライフを送っている。
輝かしい経歴の持ち主なので、生まれながらにして才能のあった人かと思っていたら、さにあらず。
子供のときは病弱、小学校ではいじめにあい、中高生時代は赤面症、一流大学卒業でもなく、「おまけ枠」でレコード会社に入ったが仕事の評価は最低、人間不信、失声症、不眠症で悩んでいたらしい。
どうやって夢を叶えたのか知りたくて、同氏の本を読んでいる。まだ、半分くらいしか読んでいないが、気がついたことをシェアします。
- すぐに結果にはつながっていないけど、悩みながらも自分なりにできることを継続している。それは、端から見れば、そんなこと?と思うようなことだが、とにかく継続。そして、適宜、軌道修正している。
- とにかく多く働くではなく、まずやらないことを決め、できることに集中する。そこでたくさんの結果をだすことに力を尽くている。
- 仕事量をコントロールしながら、ベストパフォーマンスがでるよう運動をしたり、栄養バランスに注意を払い、体調管理を行う。
- 当たり前のことを、いつもきちんとできるようにする。またひととして当たり前のことを、コツコツとやりつづけている。
- 逃げ道もつくる。四角さんの場合は釣り。仕事がうまくいかないときは釣りをすることで、仕事だけの生活にならないようにしていた。
以上、いまのところ気がついたことを眺めてみると、そんなにすごいスキルがあったわけでもなく、自分なりに力の出せるところで結果をだすことに集中していたことがわかる。
ここ数年体調管理に気をつけているところは共通するが、できるだけたくさんの仕事をするようにしてきたところは、自分とは大きく違う。やることを絞ることで自分なりの結果をだすように努力する。同氏の考え方を、これからの仕事に試してみたい。