Life is fragile (人生ははかない)
NHKの世界のドキュメンタリーWAVE スティーブ・ジョブスの子どもたち 〜ハングリーであれ、愚かであれ〜をみた。スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学の卒業式でスピーチをしてから6年。その卒業式に出席した卒業生と、彼らの6年間を振り返る番組でした。
苦難にあったときや、進路に迷ったときに、それぞれにどのように自分と対峙してきたか、そのときにスティーブの言葉がどのように影響してきたかを描いていました。
一番心を打たれたのが、番組最後に映し出された2010年のスティーブ・ジョブスのインタビューの一コマ。質問:スタンフォードでのスピーチに何かつけくわえることはありますか? 答え:特にない。もっと声を大にして伝えたいぐらいだ。なぜなら、人生ははかないからだ。
考えながら「人生ははかない(Life is fragile.)」といっていた彼の表情はとても悲しそうで、自分の先はあまり長くないことを悟っていたかのようだった。こんなに早く最後の日がくるなんて、本当に無念だったに違いない。
PS 1月13日(金) 18:00から BS1で再々放送があります。